アディーレ法律事務所は社会貢献活動の一環として、鎌倉市立御成中学校で実施された「職業講話」に弁護士を派遣しました。
「職業講話」とは、中学生を対象にしたイベントで、各企業の事業内容や、日頃の学校での学習が実社会とどのように結びついているかを学ぶ機会で、職業観を育み、将来の進学やキャリアについての意識の向上を目的としています。同校での講話は10月に続き2回目の実施となり、今回は第2学年の生徒を対象に、一宝雄介弁護士が弁護士の仕事について話しました。
【開催概要】
「弁護士の仕事に関する職業講話」
講師 一宝雄介弁護士(第二東京弁護士会所属)
日程 2024年11月6日(水)
開催場所 鎌倉市立御成中学校
参加者 第2学年生徒
隣の家の木の枝は切ってもいい?身近な話題で法律解説
通常の弁護士業務に加えて、広報活動としてTikTokでの発信も行っている一宝弁護士。今回は、弁護士の仕事についての話のほか、TikTokでも取り上げた「隣の家から伸びてきた木の枝は、勝手に切ってもいい?」というテーマに基づいて法律解説も行いました。
さらに、一宝弁護士は「弁護士を身近に感じるきっかけになれば」との想いから、自身の弁護士バッジを生徒さんたちに手渡し、実際の質感や重みなどを体感してもらいました。初めて間近で見る弁護士バッジに生徒さんたちからは「こんなデザインなんだ」「けっこう重い!」と驚きと感嘆の声が上がりました。
小さな積み重ねを習慣に
講話の中で一宝弁護士は自身の学生時代を振り返り、勉強を習慣づけるために行ったことについて語りました。「毎日5分、それが出来たら10分、30分と、少しずつでも机に向かってみること。その小さな積み重ねが繋がって習慣になるので、皆さんもチャレンジしてほしい」と伝えました。
講話を終えて
講話終了後、担任の先生から「失敗をすることは悪いことではなく、次に活かすことの大切さを講演を通して学べた」との感想をいただきました。
一宝弁護士は「今回は2年生に向けての講話ということもあり、これからの進路について気になっている生徒さんへ弁護士の魅力を伝えられたならよかったです。また、昨今問題となっている「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」についても注意喚起を行い、皆さん真剣に聞いてくれたので、役に立つ話ができたかと思います。」と感想を語りました。
今後もアディーレでは、法的知識の啓蒙を目的としたセミナーの開催や、学生の職場体験受け入れ、出張授業による法教育活動を通して、よりよい社会づくりに貢献してまいります。